2005-04-14から1日間の記事一覧
主婦が主人公のくせ、いまいち編集が効いてないテンションの高さが最高。 洗足池でお祭りをする小池台(上池台?)商店街が舞台という、激ローカルっぷりも個人的に最高。 ストーリーにはあえてCMを全く絡めず、スポット的に企業モードを挟むのがかえって上…
まったりと。 マヤさんとルーシア萌え。
読んだ気がするんだが…… イマドキのネタと真面目な執筆っぷりで、なかなか素晴らしい。ストーリーは基本的に刺身のつまでしかない、野尻さんらしいハードSF。ただ、統合された知性との比較の一端に読者をある程度置いてあげる役割も果たしていて、今までほど…
久しぶりの高飛車祥子さまとか、新キャラ大量発生とか、由乃さん絶好調とか、可南子脱落決定とか、蔦子さんに妹疑惑とか、最後のオチに、今野さん特有の絶妙に煮え切らない引き加減を感じてみたりとか、色々ネタはあれど、一番心に残ったのは、祐巳の自然な…
前作に比べると中だるみ気味で、焦点も少しぶれている感じだけど、変わらず視点が素直でよろしい。 白雪姫も桃太郎も、ハッピーエンドを迎えてもなお、ピリピリと充実した昔の冒険を渇望し続けたに違いない。しかし戦いをきちんと終えなければ、想いは永遠に…
一巻は応募作だったらしいが、二巻に至るまでのどこかに、『脳の中の幽霊』が入っているに違いないと思う。言葉の端々、設定の端々からそう思う。 というわけで、原始の自分やモード別複数人格とその統合の話が正面に出てくる第二作。そこはそれ、ラノベなの…
遂に買ってしまった、噂の縞ぱんちゃん。 AIネタ、脳神経科学ネタなんだけれど、その点に関しては散漫で納得できない。AIの本質は擬人化できない部分にあり(従って大多数の人間にとって容易に扱える物ではなく)、機械、もしくは環境のサブシステムとして扱う…
ふと気になって買ってみたラノベ。 はたして正解というべきか、この本は『正しいMATRIX』 だった。奇天烈SFX漫画になる前の。MATRIXを現代魔法少女(ただし、この世界の魔法はプログラムで実行する)に置き換えたような話で、しかも主人公は神なんかじゃなくて…
isbn:4091272711 何が驚きと言って、マリア17歳、ハヤテ16歳、ナギ13歳というデタラメな設定。さすが少年誌。それに、16歳と13歳なら、別にとやかく言う年齢差ではないと思う。 久米田氏の弟子ということで、師匠のバランスを逆転すると、ちょうどこうなる感…
isbn:4847034260, isbn:4847034422 魔物と人間が共存している世界の話。しょっちゅう殺し合ったり、暗殺したりの物騒な世界なんだが、舞台がアパートなんで、どうにも不思議。 溢れるパワーがおもろい。 リミッターを外した荒木飛呂彦が、ニアアンダー7をや…
ここ半年に読んだのも含めて、ちまちまと一言感想を続けてみる。 もうちょい推敲しようと思ったんだけど、このままだと何かあったら遺稿になりかねないのでw、投棄しておく。