井上淳哉/おとぎ奉り (2)

この人、どこから出てきたのかと思ったら、エスプレイドやらプロギアやらの、CAVEの絵描いてる人なのね。あと東亜のBATSUGUN。道理で見たことある絵柄だ。
なぜか二巻からなのは、単にその場にあったから買ってみただけ。この巻では、ミナミノにもちらりと出てくる、海で水死した人を陸に上げない神事の絡みの話が出てくる。やはり島ネタですな。
こちらもやはりお約束としてか、非日常に暮らす人と一般人の間に溝があって、この巻で少しそれが埋まっているようだ。今回はボーイミーツガール文法ではないので、見鬼のヒロインと、もう一人の女の子の間のストーリーになっている。主人公は蚊帳の外(笑)。
最後は、なんだか巫女委員会を思い出してしまった。
取り立てて新しいところはないけど、絵は綺麗だし、意外にストーリー丁寧だし、アクションも多めだし、伝奇もの系ギャルゲーが好きな人に合うと思われ。よもぎ可愛いし。あと、きつねさん最高。ただ、どっかに収束すんのかよと言われると、まあまず無理だろうなとしか言えない。

つーか、いろりを出すのかよ(^^;。微妙に名字変わってるけど。