先月、先々月に読んだ漫画

あえて、不覚にも笑ってしまった、意表を突かれたコマを、各巻ごとに挙げてみる。

  • (1) 3話、「育てるのかよ」
  • (2) 7話、シェルパ
  • (3) なし
  • (4) 33話、「バカァッ!」「はふぅっ!?」

うーん、こういう意味でも確かに三巻は大人しかったのかもなぁ。でも私は割と好きだな、三巻。エヴァもいるし。
四巻は面白いんだけど、トータルで見ると本屋ちゃんの一人勝ちか。刹那は惜しかったが、まだキャラが(この巻だけでは)掴みきれない。修学旅行全体のにぎやかさは、他の漫画では不可能なだけに楽しい。
殺陣のシークェンスは、京都駅の大階段より、学園の夜景の方が綺麗だという単純な理由で三巻の方が好き。というか、せっかく赤松さんで大階段なんだから、最後はポチョムキンアンタッチャブルの系譜を継いで欲しかった。ちと残念。


連載の方は、一瞬シリアスアクション展開に移ってしまうかと心配した。が、どうやら別キャラ合流で新展開。楓はともかくエヴァの出番に期待。どうやって結界から出るんだ? ちびエヴァとか言ったら泣くぞ。もともとちびなのに。

遂に来ましたよ。でもあんまりノれなかった。残念。猿田彦だかスサノオだか知らないけれど、菊理がやってくる一連の話も、今までの延長にしか思えなくて虚仮威しの印象。ラストはもちろんかっこいいのだが。
連載で、ようやく忠尋の少年時代が回想される。そういう語り方もあることは理解できるけれども、有効だったかどうか。短編の手法なんではないかなぁ。もう少し骨太なミスリーディングが欲しかった。今後の新展開に期待。こっからサイレントメビウスに――(行かない)

遅ればせながら履修。なるほど、と納得。
途中までは割とどうでも良かったが、にわちんの登場で一気に萌え上がる。やはり生まれながらのツンデレラーなのだなあと再認識。ブルーブラッド。よろしい、それではツンデレだ。でもたった一話分でツンが終わってしまう。うう、もっとツンツンしてくれ〜
キャラクターメインの4コマ。ほとんどのネタを登場キャラの個性に負っている。
二巻は三月二十六日発売。

ついでにキララも買ってみた。うーん、まあ全部にこのクオリティを求めるのは無茶か。

良い時の成恵のパターンは、

  • 過激ゆえに先の予測を封じるツカミ
  • ほんのりSFなメインアイデア
  • ハートウォーミングな収束
  • 締めのバッサリ感(c)CAPCOM

だと思う。今のところ。まあ、一言で言えば語りが上手いということになるのだが。
となると、最近はどうしてもほのぼの空間に堕ちつつあるというか、女神さま現象というか、ちと残念かもねえ。でも新しい方法を探しているようにも見えるので、もう少し待ってみる。
「ご冗談でしょう監察官さん」と「ママを探して」が良かった。双方、締めの辺りでブレるのと、SF設定がバカ正直に使われるのが弱点。「ママを探して」の方は、地に足の着いていないノリがかえって楽しい。


「天下の星船をメイドロボと一緒にすんなぁぁ」の辺りが頂点だったかなぁ……

「女の子が出てくればいいと思ってるだろう」という宏方さんに、「いや、GSGはイタリア8割、女の子2割です」と反射的に言い返した私だが、明確にこの比率になったのは三巻からか。
そういえば、一巻読み始めた時には、私はてっきり、『上層部の思惑で投与された薬の副作用で耐用期限を迎えたヘンリエッタ。兄と共にパダーニャに両親を殺された過去を持つジャンは、公社から彼女を連れ出し、死出の旅へと向かう。公社の追っ手を振り払いつつ、二人は敵を追い詰める。だが仇を目前にしたところで、トリエラとリコが行く手に立ちふさがる。公社とは、政府と結んだパダーニャの一派が設立した組織だったのだ。ジャンと兄は過去のために、だが、義体達は自分の信じる愛の為に戦い始める』みたいな、古くて熱いNoirじみたストーリーが待っているのかと思っていたのだが、二巻まで読み終わってみれば、てめー悲惨っぽいこと描いてるけどその実ほのぼのかよ、チキショウ、みたいな。
ちなみに三巻は、てめーほのぼのでもなくてイタリア描きたいだけかよ、チキショウ(w
色々な物語を取り入れていながら、それを徹底してガジェットとしてしか使わないのは、商業的でクールかもね。センスさえ良ければ絶対に外れない。

和月伸宏 / 武装練金 (1)
斗貴子さんキタ━━━(゜∀゜)━━━ッ!!
作者コメントで明かされる連載の真実。まひろのポジションが大転換しているのも、確かに連載中から気になっていた。規制の話も興味深い。
エロスは程々に。
つまり程々ならオーケーということか!

今はただ何も言わずに見守るのみか。微妙に飲み込めない感じもまた良し。

中平正彦 / さくらがんばる!完全版
懐かしい。十五周年で、でかいのが出てたので買ってみた。いいね!

岩原祐二 / いばらの王 (2)
まだ二巻。メガネコンビの葛藤なんて恥ずかしくて見てられない風情だが、やはり絵の緊張感が気持ちいい。引き続き絵買い。

面白いなぁぁぁぁ! 黒田硫黄最強。続きも買わねば。
それにしても、このタイトルセンスは一体どこから出てくるんだ(w

関崎俊三 / キルケーの豚 (1), (2)
ああ探は面白いなぁ(えぇぇぇぇえ
まあ、連載してたら多分注目してた。後半がつまらん……絵とキャラは好き。

萌へる。何か言いたいことがあるのかどうか疑問だが、多分無いのだろうと思って読んでいる。