今月読んだ漫画

何故この漫画を買い続けているのか、自分でも全く不明なんだが……。
7巻はすげー話が飛んでて、かなり戸惑った。前触れもなく新章突入していたらしい。ヒロインの葉月は、巫女服を着た吸血鬼少女になっていた。本格的に妄想漫画と化している(笑)
そう言えば、この漫画の主人公である耕平は魔法無効化能力を有している。魔法無効化能力と言えば、ネギま! の明日菜である。ネギま! と言えば、前作ラブひなの主人公の名前「景太郎」は、月詠作者の有馬啓太郎から来ている。そういえば今回から登場の、月に座っているロゴマークも、ネギま! のロゴ(箒に乗るネギ)が後から追加されたことを彷彿とさせる。
関係ないとは思うが、ちょっと面白い。

個人的には、今もっともノッている、もしくはノリかけている漫画だと思う。もう少し台詞を絞って、頭文字Dレベルの名言炸裂漫画にしたら、頂点取れると思うのだが、どうよ。
かなり好きです。

「それはまた別の話」の繰り返しギャグで、不覚にも声に出して笑ってしまった。沙夜子の話も、かなりキレてる。てーか「ささやき、えいしょう、いのり、ねんじろ」って、ママさんはWizプレイヤーですか。


この漫画も、いまいち何が理由で買い続けているのか分からなかったのだけど、今回不意に気付いた気がする。


ストロングキャラが多いからだ……

3が出ているのに、なぜか2巻(笑)
うーむ、えちぃ。
JINKIの頃より、格段に器が小さくなっているのですよ。なんでだろ。アクションは派手だし、萌え要素も増えているのだろうけど、肝心のストーリーの味ちゅーか、こう煮物を噛み締めるような感覚が無いんだよなぁ。いやむしろ、アクションとエロシーンが多すぎる気が。半分でいい。半分で。その方が有り難みがあるし、移入するべき感情の道筋も付く。

作者(岩原祐二)で絵買い。
前作(何かのゲーム(?)のコミック化)は、絵は良かったが、お話がイマイチだった。今回は物語性を排除している分、かなりストレートに絵の良さが出ていて、楽しい。

有無を言わせぬ力強さが相変わらず素晴らしい。何とも言えん。今までこう、兎だったり豚だったりした戦争漫画なわけだが、この作品は正面切って美少女どもを使いつつ、犯られるわ撃たれるわ手足もげるわ戦車狭いわ初戦は尿漏らすわ裏切るわ裏切られるわ捨てられるわ、もう大変。すごい。
これしか連載作品を知らない私は、「エース桃組ってこういう雑誌?」とか思うのですが、当然間違いなのでしょう(笑)

ロボット・ボーイズ(1)
お布施。
あ、ちゃんと「パワー」が「トルク」になってるじゃん! 直したんだ、偉いねえ。身内では理系教育論にまで発展して激論が戦われたゆえに、前向きな修正は少し嬉しい。これで鬼の首を取ったように脊髄反射する香具師は減る。教育効果も高まる。
この漫画、七月鏡一原作なのだ。思わず黒板の裏に麻薬が隠してあったり、偽腕で銃弾を跳ね返したりしそうだが、そんなことは一切ない。愚直なまでに、ロボコンネタに終始する。ヒカルの碁なんかは、ある意味、ドラマ性に「逃げた」面もあるのだが、本作はあくまでロボット(それも究極の「リアル」ロボットだ。ほとんど全部実在なので)が主役であり、しかも戦いや思想上の激突などではなく、純粋にロボットのギミックこそが主役なのであり、他の部分はぜーーーんぶ刺身のツマ。気分転換程度の役割しかない。後々まで話を進めるのであれば、その辺の意味づけも変わってくるかも知れないが……
身内の議論で言ったときには完璧に無視されたけれども、私が一番買ってるのはこの突っ張りっぷりである。正直、漫画として良くできているとは思わない。でも、この漫画が、週間少年サンデーで連載されていることが凄い。三大誌での連載には、素人には計り知れないほどの表現上の制約、ルール、定石があるに相違なく、それらを超えて、このストイックなこだわりを貫いていることが偉い。ストイックでサンデーと言えば、七月・藤原繋がりで「拳児」が挙げられる。あのぐらいに独自の世界を築いて欲しいと思ったりする。
欲を言えば「ビッケ」成分ぐらいは欲しいなぁ。何の演出もなしに「このメカいいでしょう」は流石にストイック過ぎる。気持ちは分かるけど。

オールドホームの灰羽達 番外編
最後の最後に、とっておきのを忘れていた。もちろん同人。
id:yumeno氏に買っておいてもらったのを先日回収した。一ページ目からレキの部屋の絵(砂利道の向こうから赤い何かがやってくるアレですよアレ!)で鬱入りまくりの一冊。内容も、クラモリがいなくなってからヒョコが壁の禁忌に触れて落ちるまでのレキで、鬱入りまくり。実におすすめ(笑)
ああもう、レキ萌えぇぇぇ