まんがかんそうぶん

  • ネギま!
    • うーん、単行本で読むと面白い。エヴァ編も早く通して読みたい。図書館島初回の図書委員三人についた「シェルパ」にめちゃワロタ。話自体はド安定で、あまりの巧さに呆れるばかり。こういうドタバタアドベンチャーは赤松さんの得意中の得意だな。ちなみに、第一回から通して木の香萌え。って、当たり前か。ちょっと、AI止ま!時代を思わせるキャラデザが好み。黒髪ロング属性で300%補強。ところで、その木の香さんがメインの十五話め、最終ページから数えて三ページ目の下のコマ。今まで読んだ赤松作品の中で、もっともエロスを感じたコマですた。
  • 破壊魔定光 七、八
    • 七巻買い忘れてた。えー、相変わらず、意外な展開どころか、今何が展開しているのかを理解するのが難しい漫画である。アクション漫画のくせに。この漫画の見所の一つは、何と言っても流刑体。主人公たる定光の変質した分身が、平行宇宙からやってきている。それも何百万という数だ。お姉ちゃんが三人に分裂どころの騒ぎではない。そいつらを流刑体と言う。見かけはモンスターで、意識レベルや個性も様々であり、そのバリエーションが面白いのだ。今回の「丞炎」も、かなりイカすキャラであった。一方、ストーリーはなかなか進まない。神代、コオネ、狗隠のドラマを中心に据えながら、どうしても戦いの場でしか話を進められない定光がもどかしい。中平さんの人生観が出ている気がする。
  • 低俗霊DAYDREAM
    • アニメ化!? マジ!? 講談社恐るべし。こちらも相変わらずone and onlyっぷりを発揮。幽霊めちゃ怖い。見苦しい肉体に無気力を漂わせまくりつつ、無表情なのに恨みの念だけは伝わってくる。でも、ときどき生きている奴の方が怖い。あと主役連中が怖い(笑)。別の意味で。ミツルの奴隷っぷりに引きまくるアイに笑った。全体としては、やはりふつーの人々の異常な恨み、憎しみ、悲しみが良い。それを祓うのがミサキという異常極まりないSMの女王様なのだが(笑)。世を死者の憎しみで満たそうとする敵と、彼を追うヒロイン。あんど刑事。愛なんて文字は何処にも出てこないけど、代わりにアイがいるのかな。おすすめ。