ネギま!

その点、ネギまは良く分かっていたと言わざるを得まい。最先端を走る消費者にとって、キャラ紹介の手間など無意味。ゲーム開始から10分で全キャラが紹介されるのが当たり前な世の中(えらく偏った世だな)なわけで、最初にざっと全キャラの顔を出したのは良かった。いささか過激だが。
逆に、既存のコメディの枠に収まらないところが弱点。ラブコメ? 違うよなあ。ホームコメディ? 違うよなぁ。異世界旅モノ、でもないし。テンプレが決まらないので、緊張感がある反面、読んでいて、どこで息をついていいか分からない。何だか凄い勢いで話がかっとんでいるように見えてしまう。
ラブひなの時は、逆にテンプレが固定で、「いきなりネタ>謎>くるぞくるぞー>エロガッパキタ━━(゜∀゜)━━!!!」の無限ループだった。

まあとにかく赤松さんはクールですね。