知識

システムの入出力間で、非線形・非定型的な処理を行うプロセスがあるとし、そのプロセスの特徴量を知識と呼ぶ。

古典的知識

知識とは、演算が定義されたIDの集合、もしくはIDそのものである。演算とは以下のようなものである。

  • 距離(相関)
  • ルールとして適用
  • instanceof (is-a)
  • propertyof (has-a)

IDはセンサ入力から認識によって抽出されるか、天から与えられる。

近代的知識

知識とは、認識過程そのものであり、特に下位のレイヤでは抽象化が難しい。認識過程の入力はセンサと内省である。認識過程の出力は、(半)構造化された幾つかの連想データとアクションである。

現代的知識

知識とは、自己組織化された超冗長・超多重系の特徴量であり、双対性を持つ(?)二つの解釈がある。

  • 系全体に対するインデックス:入力は全クエリ、出力は全リザルト
  • 一つのノードに対するフィードバック系列(クエリ-リザルトの系列):入力はノード、出力はインデックス