神は沈黙せず

読んでない。

最初2/3は論文のような話でした。作中人物の会話や討論はことごとくネタを披講するために存在している。これぞ日本SF。
(中略)

一方、作品の最後で
主人公たちは大切な人を守るというミームに従うことを宣言する。
展開がミーム同士のせめぎ合いと淘汰の過程となっているのが
この作品のキモなのかな。ただ、物語ミーム的には、ふつー。

ちょうど昨日、書店で手に取りかけたところでした。
戻したけど(w
いや、開いたページでGAの話が書いてあって、『いや、そこからそう簡単に何か画期的なソフトウェアとか出来ないから!』 と吹き出してしまって、大森さんの「と学会活動を活かした云々」という帯のアオリは、そういう意味なのかな、と思って、戻してしまいました。まる。
ミームの選択ですか……。うーん、ジーンやミームと戦うというのは、そういうことじゃないですよね、やっぱり。あ、別に戦ってないのか。一方に味方してるだけなのか。まあ、それはそれで……。
何かこう、最終的に何も言ってなかったり、何も示唆していなかったり、単に読者が読後にちょっと神視点入って悦に入るだけだったり、その周囲の人的には( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )だったりしそうですね。