Show the meaning of "haste"
ROTK, 原作の名科白満載だった。(上のは違うけど)
火山と言い、戦闘シーンと言い、シェロブ婆さんと言い、「映像化」という意味合いでは想像を越えたリアリティである。イイ!
初見で気になったのは:
- 難しいのは分かるが、激しいクロスカットバックでずたずたになったストーリーを繋ぐ動機付けのシーンが幾つかあるのだが、ちょっとご都合っぽい(ように見える――その実、原作通りなのだが――)不思議パワーが導入されがち。これは三部作全てに通じるのだけど。
- デネソールが情けない
- サム泣きすぎ(w
- 原作信奉者からすれば”西方”は、聞いただけで涙が出るような単語なのだけど、この憧れが、映画だけを見て伝わるだろうか。ただ、これを強調しすぎるとファンタジーに堕するので、この映画の方針としては正しいのかも。
かな。
最初と最後は、原因が一緒。前提となる背景世界をどこまで出せるかということで。
逆に原作より一歩踏み込んだのはクライマックス。これは流石に唸りましたよ。すげー。
文句は付けたが、採点するなら百点満点で三百点。
いやー、面白かった!
というわけで、これからレイトショーで二回目見てきます(笑)