ニルスのふしぎな旅

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ニコ動にOPが上がっていて思わず懐かしさに見入ってしまった。これってスタジオぴえろのデビュー作なんだねぇ(本放送は1980年〜1981年)。知らなかったよ。今見ると、ものすごい動画クオリティで感心する。セルでみんなよー頑張った…


幼稚園〜小学校低学年の頃は、ニルスとビッケが自分の世界の8割ぐらいを占めていた。特に幼稚園時代は病弱で半分ぐらいしか通園できなかったから、結構TVにかじりついていたし。ニルスは色々と破天荒な主人公でいつもハラハラさせられるんだけど、どこかにロードムービーならではの旅ゆく者の寂しさがあって、アッカ隊長率いる群れの中でのポジションとかも含め、深みのある距離感が好きだった。……どういう幼稚園児だ、当時の俺。でも、ニルスだけがアウトサイダーなんじゃなくて、キャロットもいるし、モルテンもいるし、ちゃんと間が埋められていたんだよね。だから安心して笑っていられたんだろうな。自然の雰囲気も大好きだったな。OPで、ガン達の視点で、雲の影が畑をばーーっと移動していく辺りがすごい好き。動物たちも好きだった。
あー、結構自分の好みの原型がここにあるのかもしれない。指輪とかに通じる何かがある。


ビッケは、それに比べると単純に「できるかな」視点というかw でも、知らない世界の生活とか、出来事とかにわくわくしてた。みんなで船を出したり、お祭りがあったり。重要なのが、ビッケは頭がいいけど、全然万能じゃないってところ。コナン(探偵の方ね)とかとは違って、ビッケはあくまで子供。ちょっと頭は良くて、ハルバル父さんに頼られたりはしてるけど、村からすれば、あくまで一人の子供でしかない。反対に父さん達はバイキングで、他の国に攻めに行って財宝ぶんどってきたりするんだけど、どうも頼りないし、あんまり強くない。そういう立ち位置の差がやっぱり安心する。母親が最強w
今から考えると、ヴァイキングの小村っていう設定がすごく効いてる。というか、現代の都市でコンピュータとか出てくると、子供でも簡単に万能になっちゃう。そういえば、ネギま!で違和感があるのが、子供先生の「子供」が全然リアルじゃないところだなぁ。いかにもなステレオタイプの切り貼りで、人工感溢れすぎで気持ち悪い。ラブひなの景太郎は、誇張はあってもそれなりにリアルだったと思うけど。
村と言えば、あのRPGみたいな村はすごいなw


とまれ、自分の北欧趣味は明らかにこの二作が原因だったことが再確認できてすっきりした(笑)
あ、違う、あと岩波少年文庫名探偵カッレくん! あれを忘れちゃいけない。ちなみに、やかまし村は小児科の本棚にあったのを読破した(笑)


なつかしアニメと言えば、未来少年コナンなんだけど、これは、見てた間は物凄い集中して見てたのに、終わったら綺麗さっぱり忘れてしまった。母親はかなり気に入ってた様子だし、母が語るところでは自分も相当夢中になったらしいのだが、全然覚えてなかった。まあ、当時4歳だしな。記憶に残ったのは、ニルスとビッケ(とタイムボカンとetc)。小学校に入ってからのガンダムは完全にお付き合いだった。正直ロボットアニメは今でも理解できない。あ、レイアースは除く。
コナンの後のキャプテン・フューチャーは、本編の内容はこれもさっぱり覚えてないが、OPが死ぬほど好きだった。後々までカセットで良く聞いた。「子供の頃は空を飛べたよ / 草に寝ころび 心の翼広げ / どこへだって行けた僕だった / 君を愛したとき 忘れてた翼が / もう一度夢の空 飛ぶことを教えた」 涙が出る程好きだったなぁ。
……どういう幼稚園児なんだ、当時の俺。
キャプテン・フューチャーの次がニルスなのかな?


そう言えばそう言えば(止まらないな)、キャプテン・フューチャーのOP最初に「だが人は彼をキャプテン・フューチャーと呼ぶ!」というナレーションが入るので思い出したけど、アニメ版バーチャファイターの「人は彼をバーチャファイターと呼ぶ!」って、それはねーよwww
総突っ込みの様子


そしてキャプテン・フューチャーと言えば、宇宙英雄物語