今日の誤変換大賞
内輪IRCのログより発掘。
「和風電器ホラーアドベンチャー」
- 季節は夏。
- 亡くなった叔父の仕事を引き継ぐため、主人公松下電子は山間の街を訪れる。
- 独特の色合いを持った旧家の並び。美しく揃えられた立木の枝。
- 業務を覚えていくうち、様々な同業他者と知り合う。
- 生真面目で厳格な常陸姐さん。寄り合いで電子が仕来りに従わないので、いつも愚痴ばかり。
- 目の付け所がおかしい、ロシア生まれのツャープさん。売り上げは全部酒代に消えてしまう。最近、ついにヒット商品を生み出し、飲みきれないので悲鳴を上げている。
- 年下とは思えない、いつも生意気な藤ちゃん。常にM気質の子分を従えていて、気に入らないことがあると八つ当たり。
- みんなのまとめ役かと思えば、むしろ寡黙でマイペース気味の三磯さん。部下たちに隠れて、凝った一点物を作るのが趣味。
- 孤児ながら天才少女の伊部ちゃん。いつも楽しそうだけれど、時々陰のかかった顔を見せる。よく紫色の服を来ている。
- 電子が街に慣れていくうち、身の回りに怪事件が起き始める。
- 単純な誤発注や納期遅れに始まり、予期せぬクレーム、設計ミスの発覚、管理職による内部告発……
- 仲間たちは黙り込み、目をそらす。だが、ついに犠牲者が生まれてしまう。さらに伊部ちゃんの失踪。
- 重い口を開いた彼女たちから、電子は、この街に古い言い伝えが存在することを知る。
- 隠居の身でありながら、街の政治に隠然たる力を振るう芝婆さんは、電子に告げる。
- 数十年に一度訪れる闇の夜。その日、全ての製品が破滅を迎えると言われている。
- 電子の叔父は、それを食い止めるはずだった。街の電器屋さんが、その災厄を未然に防ぐはずだったのだ。
- やがて電子は、街を襲う災厄の中心、真なる恐怖、ソ○ータイマーと対峙することになる……
こんな感じ?