寝てから思い返してみて
全編に通じることだが、三時間半に詰め込んだおかげでとにかくテンポが速い。これは仕方ないことと諦めたらしく、スピードコントロール以外の方法で「腑に落とす」ことを狙っているようなのだが、やはり難しそうだなぁと。これが一番残念な所だった。わずかにスピードやトーンに時間的な展開の幅があり、ボロミアのドラマがストレートなFOTRが、最も”映画としては”面白い。もちろん、LOTR的には、必ずしも映画として満点でなくても構わないわけで、FOTRが最高という意味ではない。
ざっとスレを眺めてみた。
- 残念系で心底同意するのはほとんどない。映画の流れを考えれば必然なことが多い。一番問題なのはやはりアラゴルンとゴンドールと西方の歴史の絡みだろう。だがよく考えると、神話っぽくなってしまうという他に、ヒーローになってしまうというデメリットもあるのだな。
- サムの位置づけの変化に着いていけない人が多い。SEEにはThe Choices of Master Samwiseは入るのだろうか。あれが映画流の解釈で入れば、相当納得できるだろうと思うのだが。
- ガンダルフのナルヤは見逃した!
- 泣きっぱなしとか言ってるのはどうかと。
- え、あそこにスメアゴルいた!?
- 確かに「だから、あいつのことは許してやろうじゃないか!」が無いのは痛い。その他、フロドの成長は微妙な扱い。
- ガンダルフと互角に戦ったバルログは何者かという質問に、数分以内に、あれはマイアでガンダルフと同格というレスが大量に付く辺り、怖いスレだ。
- あれはギルラインの台詞でしたか。知ってる台詞だったけど、何だっけ、と思っていた。
- マトリョーシカ(w
アブネー、川崎チネチッタで見てきたんだけど、初回だったらTVCM用の感想聞かれてたのか(w
本格ネタバレ感想はいつ書くかのう。