イラク派遣とか

はてなとかやってる以上、一行ぐらい触れておくべきかと前から思っていたので、思い出したこの機会に。
是非をはじめ沢山問題はあるけれど、その中でも一番忘れられていて一番大切なことは「うまくやる」ことだと思う。摩擦を避け、犠牲を極力抑え、援助の効果を目に見える形で上げる。そのためのプランを立てる。そのための勉強と準備をする。始めてしまった今となっては、今もっとも真剣にパワーを注ぐべきはそれだ。日本がやる以上、政治レベルでの(米国のような)過度のリーダーシップも、国民の積極的理解も期待すべきでない。スタッフは、点数稼ぎやイデオロギー論争に巻き込まれず、現場に山積している困難を取り除くことに少しでも集中してほしい。そもそもこうしたミッションを達成できないのであれば、イデオロギーいかんに関わらず国際舞台で日本が役に立てることはない。やれるのかやれないのか。どうしたらやれるのか。どんな工夫、交渉が必要か。そうした「援助技術」に、もう少し焦点が当たればいいと思う。