キューを失くした

先週の土曜日(昨日ではないよ)、風邪気味のままベルギービールを飲みまくり、強烈な頭痛を抱えて横須賀線に乗ったわけだが、手に持っている気力もなかったために珍しくキューケースを網棚にやったところ、物の見事に置き忘れてしまった。翌日遺失物係に伝え、一週間待ってみて聞いてみたのだが、戻る気配も無い。やはり持ち去られてしまった模様である。ショボボボボボーン。
今、あのキューはどんな人の手に渡っているのだろうか。せめて丁寧に使ってくれ、中国人(勝手に決めてるし)。薪にして燃やしたりしたらヌッコロス。
3万円の薪か……それはそれで凄いかもしれないな。

「天国のお父さんお母さん、日本の冬は寒いですね。寒くない、暖かいっ、って思いこもうと思ったんですけど、上手くいきません。やっぱり寒いんです。寒いのは、つらいです。頑張れないです」
「……リっ」
「だめなんですっ、もうイヤなんですっ。手がかじかんで同人誌もめくれません」
「マツリっ」
「春花さん、止めないでくださいっ、わたしもう死ぬんですっ。ああページが引っ付いて――」
「マツリ、木を見つけた。これを燃やそう!」
「えっ」
「とてもつやつやして良さそうな木だ。きっと良く燃える」
「え、良く萌える? ……じゃない、わっ、薪が」
「そう、タキギ。これをこうして――」
「うわすごー、一撃で叩き折っちゃいました。あれ、でも何か変なネジが……」
「こうして――」
「あ、そこに体重を掛けると一気に割けちゃうんですねっ」
「ほれ」
「あ……あったかぁい」
「にひひー」

「お前ら、真冬に空き地で焚き火してまでソレを読みたいか」
「っきゃ〜〜〜!?」

つーわけで今日は新キューを買ってきた。前回のはJOSSで、まあ割と柔らかめで、感触はとてもイイ! のだけど、バランスが前寄りで、パワーがないとブレが押さえ込めない気もした。今回はMEZZのふつーの奴で、さして暴れることもなく、適当に前に出すだけで重力任せでも綺麗に撞ける。かなり撞きやすくなった気がする。感触は「カンッ」と「コンッ」の間で、あんまり気持ちよくないけど。あと、意外にこっちの方がヒネリやすい。