宏方さんとこへのレス

ちえらぼ行きたかったにゃー。
昨日、サークルのOB会に行ったら、id:naisyosanがちえらぼパンフと謎のピンポン玉持ってた。ARToolKitかと思った。IVRCのよう。そこで初めて知ったっす。
#そういえばNeccaにはメイドがいたような……
最近そんなんばっかりや。


SemWebに関してはThe Web KANZAKI[kanzaki.com] を見てください。……というのもあんまりですか。
OWL[w3.org] は常識らしいっす。あんましらんけど(ぉ。DAML+OILとか起源。オントロジ記述言語。この辺[asahi-net.or.jp] の説明とか参照(短い…)。色々な業界で用語や識別子が異なるので、言葉を意味レベルで人手で統一するときにオントロジを書く。データとしては既存辞書を変換するケースが多い。genericなものとしてはWordNetとかの強力な辞書が、英語圏には既にある。記述力については、OWL FULLを使うとかなり複雑な辞書が作れるけれども、そんなの書くのはめどいし、扱うのもめどいので、ぱんぴーはOWL LITEを使う(unionとかが無くなる。同じプロパティが沢山付くこともなくなる。多分reasonerのループが減る)。ライブラリはApache Jena -がde facto. こういうのを使って、例えばRDFでWebページのメタデータを書いてやると、検索精度が上がるとか、ポータルが作りやすくなるとか、云々。基本的には「人(書く人読む人使う人)がたくさんいて、リアルタイムに繋がって、勝手な理由で行動する」状況(webとも言う)を想定しないと価値が理解できない。その時のベースとなるRDFに関しては、推論マンセーな人から見れば、むしろ今のRSSの氾濫っぷりの方が目から鱗と思われ。もちろん頑固に鱗を落とさない人もいる。
OWL-S[w3.org] はWeb Service向けOWL上言語. これもやっぱりDAML+Sが基本。通常のWSDLに書いてある情報はsyntacticalなもの(識別子とか)に過ぎないので、Agentが異機種/異業種/多メーカ間を繋いで自動化するには、OWL-Sでセマンティクスを付けていくことになる。この世界を総称してSemantic Web Serviceとベタに呼ぶ。Web ServiceだけだとCORBAと変わらないし、Semantic Webだけだと古典AIとさほど変わらないけれど、両者が繋がって"Web"上で動くと面白げなことになる可能性も、無くもない。まだまだ実サービスで自動連携がバリバリ成功している例は少ない(特にデバイス)けど、http://taskcomputing.org とかは第一歩に成功して突っ走りつつあり。どこいくのー。
ショッピングサポーターの例は、多分マイノリティレポートネタ。ユビに興味あってもアートちっくで手が出せないし、コンテキスト推論だけだとつまんないし、と思ってる人たち(私含む)が飛びつきがち。実際きっと面白い。しかし一見ビジネスモデルがありそうで、ありませんから。残念。でも面白い。
やはり全てはアプリか。全てとは言わずとも、最初と最後はアプリ。アプリ作る人がバカにされる風潮は何とかして頂きたい。


だいたいですねー、機械が人間を理解するべきだとか言ってる人が沢山いるわけですが、対話というのは文字通り対話であって、一方的には成り立たないのですよ。機械に人間を理解して欲しかったら、人間も機械を理解してやらなければならないのです。ぷんすか(何


最近また色々なゴーストの辞書を読み直してるんだけど、時たま膨大な量の一般名詞を定義している人が居て、こういうのをオントロジーベースのDBで統合してやってサーバ上に置いて、必要な単語グループ名に対して各栞の辞書ファイルに変換してやる(グループ名から近いオントロジーを取って、割り当てられたインスタンス群を返す)とか、既存辞書ファイルを補完してやるとかすると、それこそ初心者にも便利かなーとか、例のAJAXベースの話に関連するかなーとか思うんだけど、まだ色々ひねりが足りないので封印中。